日々の仕事でストレスを抱えることは、いろいろな場面であると思います。
特に「上司から評価されない」「仕事がスランプ状態」など、そういった時に私たちが真っ先に思うストレス発散方法は「消化」「破壊」など積み上げたものを崩すことで、気持ちがスッキリした気分になります。
しかし、もっと効果的なのは「作成」「創造」といった逆にものを「作る・造る」といった行動です。なぜかと言いますと、ものを壊したり崩したりという行為は、気持ちが整理され嫌なことや不安から解放されます。しかし、解放された後は何も残らず、再び蓄積していくのです。その繰り返しが続くので、本当の意味での発散とは言えないでしょう。
しかし、反対に「作る」という行為は、ものを作り上げる達成感を味わえ、その作った対象はこれからも残り続けるため、それを見るたびに達成感を再び疑似体験でき、さらに「改良してみよう」「別のものを作ってみよう」と自然とアイデアが膨らんでいくことでしょう。幸福感が倍増していくのです。
よって、仕事とは違う自分、アーティストとしての自分を発見でき、自分で自分自身を評価できるようになります。さらに発展していけば、人からの評価も得ることができ、「会社の自分」と「アーティストの自分」と二つの分野で活動できるので、継続的なストレス発散に繋がります。
自分の好きな趣味や少しでも気になること、普段身につけているものや使っているものを一つでも自分で作ってみる、という事を始めてみれば、きっと「ストレス発散」につながり、生活が豊かになっていくはずです。